2014年5月25日
今年も走ってきました
「セルフ・ディスカバリー・アドべチャー クロスマ ウンテンバイク in 王滝」
もちろん100㎞クラスです。 結果はというと・・・・「完走」タイムは自分の時計で9時間30分
と昨年5月大会よりも遅い時間でした。 今回のマシンは2012年の9月大会で初完走した
ときに使ったトレイルバイク「Lapierre TECNIC700」 それを少しリニュアル。 Q-RING仕様
での変速性能向上と車体の軽量化を行いました。 タイヤは、今まではエアボリュームを
もたせるために「2.25」と幅を持たせていたところを、軽量化と走行抵抗低減を狙い
マラソン向けタイヤIRC/ミブロマラソン/26×2.10を使用。 走行抵抗の低減と下りでのリム
AM5時57分恒例のご祈祷の後、AM6:00
にスタート(スタートポジションは後ろの方)
飛ばしすぎないように、落ち着いて林道入
り口を目指します。
林道に入って長い上り・・・。 相変わらず
長い上りです。
10㎞付近で一度休憩。 補給をし、呼吸を整えて再スタート。
20㎞近く・・・
「ひょっとすると1CP/3時間を切れるかも・・・」
と、甘い考えを持ちながら、走りづけ、うっすら雪化粧の御岳山(相変わらず綺麗です。)
を拝んだのち3時間15分で第1CP入り。
ジャムパンとゲルを補給の後、10分程度
の休憩でスタート。 第2区間はいきなり上
りからのスタートです。
相変わらず、御岳山は創大で綺麗です。
(5月は特に)ここで記念撮影!
ちょっとペースが上がらないところ
で玉砂利のような砂利の海へ入ってしまい、スタック・・・。 クランク数回転分空回りの内、SPD
が外れず転倒!! 万の悪い事に昨年の9月大会で負傷した同じところを大き目の石ころで強打!!
「アウ!」
丁度、目の前にパンク修理をされている方がいて・・・
「大丈夫!?」
声をかけてくれたのですが、恥ずかしさいっぱいで痛いのを我慢して
「大丈夫っす!!」
・・・と再スタート。(今度は少しすりむいただけでした。)
上りも終わり、下りの前に小休憩と補給。
「ダッ」と下って、しばらく走って平地区間へ。
疲労が心配なので20~24㎞/hと飛ばしすぎないように走行します。
入れるかも・・・」と甘い考えを持ちながら
走り続け・・・、上りに入り、ガス欠気味で
したが、補給しながら持ちこたえ12:15に
第2CP入り。
若干余裕はあるも、第3CP(12㎞)に
2時までに入らないといけないので、少し
疲労感はあるも10分程度の休憩でスタート。
しばらく走ってガレ場の下りポイント。 元気の良いフルサスの先行車がいるのでついて
きます。 前が詰まって、ベストラインが通れず。 時間を稼ぎたいので、あえてガレの酷い
ところを攻めて追い越しをかけます。 いつもなら、難なく通り抜けてしまうところですが・・・
「バスッ!!」
やってしまいました。 王滝、初パンク!!
「素敵なライン通りますね!!」
と、元気の良いフルサスの先行車の方に声をかけられ・・・
「がっくし・・・」
急いで予備のチューブに交換します。
タイヤが傷んでいなかったのが幸いです。(単なるリムウチ)
ここで活躍したのがTOPEK/トピークの「CO2ボンベ」ボンベ2本で「バスッ!バスッ!」と
エア(CO2)と「パンクするなよ!!」気合を注入。 10分かからんかったとです。 時間がない
のでスタート。 すぐ上り・・・。 ガレ場の上りなので結構大変です。(これがまた長い!!)
第一区間からの疲労の蓄積とガス欠感があったのですが、ついに腹を空かせてしまいした。
ここはとにかく補給!!。 瞬間系のBCAAも補給。 再スタートしようとするもガス欠でヘロヘロ
になっていたので、反対側に「ガシャーン」と転倒。 また、後から「大丈夫ですか~」と声をか
けられ・・・ 右腕を強打して、大丈夫じゃないけど恥ずかしいので・・・
「大丈夫です!!。」
と見栄をはって返事。(意味ないんですけど・・・つい!)
時間が押してきているので、マシンを押しながら少しでも前に進み、回復を待ちます。
しばらく押して、少し戻ってきてガレも緩くなったので、まだ上りですが「乗り」で上ります。
「やばいなぁ~。」(時間が)
残り30分を切りました。
・・・ようやく上りも終わり、下りポイント残り20分を切っています。 全開で下ります。
13:50分、第3CP入り間に合いました。
主催のパワースポーツさんからのパワーバーのおもてなしを受け、ゴール目指して
スタートします。 後23㎞を2時間と少々で走り切らないといけません。 最後に6㎞のロング
の下りがありますが、その前に長い上りがあります。 時間的に余裕があるというわけでは
ありません。 しばらく走って、最後の難所に突入!! 疲労も蓄積され、「乗り」で行くのは辛い。
・・・けど、前に進むべく「押し」・・・。 しばらく押してこのままでは、スタートより10時間の
制限時間に間に合わないかもしれないので最後の力を振り絞って「乗り」で進みます。
15:00過ぎ...
「こんな長かったかなぁ~・・・。」
・・・と上り続けしばらく・・・。
「このペースで完走できるか分かる方いますか~?」
・・・と後方から声が聞こえ、
「もうすぐ、長い下りだけだから間に合うはずですよ~!!」
と、後ろを振り返る余裕もなく返します。
もう下り基調に入っているのにまだ来ない!!(ロングの下り)
GTジャパンの方(ライトウェイさんの展示会等で面識のある営業の方です。)に追い
抜かれすぐ・・・。
「来た!!」(ロングの下り)
すぐに全開で下りたいところですが、呼吸と気持ちが整わないので、50m程ながしてから・・・
「ドン!!」
前方にGTジャパンのジャージが見え、結構な勢いで下ってます。
「これは、ついていかないと!!」
なぜかへんなスイッチが入って全開で下っていきます。
「楽しい!!」
この楽しさは久々です。 今までの疲れがぶっ飛んでいきます。
楽しいことはアッと言う間。 「最徐行」の表示が見え、すぐゴールゲートが・・・。
2人ガッツポーズでゴール!
ゴール後、
「下りすごいですね! 9月もお願いします!!」
・・・とガッツリ握手。
コース上で知り合った方々とも健闘をたたえあいます。
「また、秋も走りましょうね!」
「王滝での合言葉になってきたかなぁ~。」(秋の時は、また来年・・・・)
約9時間半と記録的には大したことないと思われる方もおられるかもしれませんが
普段のサイクルライフでは味わえない過酷なMTB約100㎞の過程、みんな大変な
思いで走り切りました。 達成感はヒトシオです。 スタートして最初の上りで帰り
たくなるのですが、完走すれば「次は!」と目標が芽生え、DNFでも「次こそは!」・・・
とこれまた目標が芽生えます。
走り切ることが出来なくてもその過程は
大事です。 この経験は、このイベントだけ
でなく色々な場面で必ず、活かすことが
できるかと思います。
私も今年の秋は、8時間前半(出来れば
8時間切りたい)で完走することが目標に
なっています。
今回も色々発見(Discovery)がありました。 また、次に活かしていきたいと思います。
MTB持ってる方、興味ある方はSDA王滝是非、参加してみてください。 しんどいですけど
楽しいですよ!
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
サイクルライフ はりま
URL: サイクルはりま.com
〒675-0132
兵庫県加古川市別府町宮田町54-栄光ビル-103号
TEL/FAX 079-490-3650
ブログ、その他に関するお問い合わせは下記E-mailで
otayori@cycleharima.com
通販サイト: URL:http://specialcycle.cart.fc2.com/
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
コメントする