空気圧のお話 その2

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 王滝ネタが第1話で止まっていますが、久々にお話シリーズを書きます。 2017SDA王滝5月大会第2話は、今晩第2話をアップします。
 空気圧については、以前にも書いたことがあるのですが、誤認識されてる方が意外と多いので、もう一度書いておきます。
 
 都市伝説の様なネタで、「空気圧は、可能な限り抜いた方が食いつきがよくなる」。良いというのが、広まっていて、以前それを覆すに大変した。 低すぎる空気圧は、本当に危険です。
 適正空気圧というのは、基本的な考え方として、メーカー指定空気圧の範囲で、各個人の体重、路面、走り方などを加味して定します。 使用条件が同じだとしても、好みでも変わってきますので、人よって空気圧は変わってきます。

 例えば、
一般道のドライなアスファルトで平地と若干の登りも下りもある、ロードバイクでのフィットネスとしましょう。

●サイクリストA 体重50kg  AIR.jpg
●サイクリストB 体重90㎏
 
 メーカーの推奨空域圧が6.8bar~9.8barなので、それぞれの空気圧が 7.5bar。※あくまでも参考です。
 サイクリストAは、の平地の走りは、転がりも軽く気持ちいいですが、登りで後輪の食いつきが悪いのでスリップ気味。
踏み込んでも、「スカッ」・・・という感じで踏んでるわりに前に進みません。
 
 サイクルクリストBは、平地では、加速はよく、スピードが乗るかもしれませんが、一般の人は、すぐに足がパンパンになり、フリーで滑走するとブレーキが掛かったかの様に、「グ~ッ」と、スピードが落ちてしまいます。 
 登りでは、食いつきはよく、踏み込んだだけ、グイグイと登っていきますが平地と下りの直線は、安定感がなく、コナーリングは、タイヤにコシがなく、踏ん張りがきかず、「ブリブリブリ!!」・・・と横滑り。 あわや落車! 運が悪ければ、吹っ飛んで、センターラインオーバー。 自動車と・・・!。 ・・・てなことになりかねません。  タイヤが外れて・・・ってこともあり得えます。(怖)
 
 タイヤの推奨空気圧は、タイヤの説明書やメーカーサイトなどに記載されています。(メーカーによって違いますのでご注意ください。)少し高めから、徐々に落としていってバランスのいいとことを見つけていってください。 
 たかが空気圧、されど空気圧。 しっかり、見極めて管理していないと、下手すれば命にかかわります。 すべてのセッティングは、個人があります。 乗り方もそうです。 もちろん基本はすべて一緒です。 「基本を踏まえて詰めていく!」。 と、いう認識で、セッティングを詰めていけば必ず適正なポイントが見つかります。 ※空気圧は気温、気圧でも変化しますのでご注意ください。
 
 一般的に当たり前のことを書いていますが、実際に誤認識されている方が多いのも事実ですので
今回、改めて書いた次第です。 他の「お話しリース」も同じ理由で書いています。
 今回の見解は、協会の講習会で、パナレーサーから来られた講師の方への質問でいただいた回答からでもあります。  深いところは、買い上げいただいた方へは都度明、講習会などでお話ししたりしています。(ちゃんとしたお店で自転車買って、お付き合いしていれば、無料で教えていただけるかと思いますよ。 当店はそうしています。)
 正しい、知識で健康かつ安全にスポーツサイクルをエンジョイしていきましょう。

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サイクルライフ はりま
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このページは、サイクルライフはりま社長が2017年7月23日 16:31に書いたブログ記事です。

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